今だから語れる 具志堅用高の華麗なる「飲み仲間」遍歴

公開日: 更新日:

 世界王座防衛13度の日本人ボクサーの最多記録を持つ元WBA世界ライトフライ級王者。自身がマネジメントする「白井・具志堅スポーツジム」会長、そしてタレントとして活躍中の具志堅用高(59)さんの酒遍歴を聞いてみた――。

■球界のスターから毎晩誘いの電話

 ボクはプロボクシングの現役時代、お酒は一切飲まなかった。ホント、一滴もだよ。

 18歳で沖縄から上京して協栄ジムのお世話になったんだけど、「絶対、世界チャンプになる!」って大きな大きな目標があったし、第一、未成年だったからね。

 これが、大学に進学してたら違ってたかもしれない。でも、ボクにはプロになっていっぱい稼いで親孝行するって夢があったから、酒を飲みたいなんて思ったことがなかった。

 血を吐くようなトレーニングを毎日重ねたので、74年5月にプロデビューして76年10月にWBA世界ライトフライ級のチャンプになったワケだけど、引退するまでは、祝勝会でもジュースかウーロン茶。後援会の方々やスポンサーさん、ジムのスタッフにビールやお酒をついで回っても、誰もボクに「まあ、一杯」なんて言わなかった。試合後は飲酒によるダメージがあるのはみんな知ってるから。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  2. 2

    中居正広は「地雷を踏んだ」のか…フジテレビに色濃く残る“上納体質”六本木『港会』の存在

  3. 3

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  4. 4

    「文春訂正」でフジテレビ大はしゃぎも…今田耕司、山里亮太、カンニング竹山ら“擁護”芸能人の行きつく先

  5. 5

    フジテレビ騒動で蒸し返される…“早期退職アナ”佐藤里佳さん苦言《役員の好みで採用》が話題

  1. 6

    《フジが反転攻勢》《どうする文春!》中居正広問題の文春記事訂正に大はしゃぎの違和感…“直取材”対象はどこにいる

  2. 7

    フジテレビ系の冬ドラマ「警察もの」2本はありえないお話しすぎてズッコケの連続

  3. 8

    フジ・メディアHD経営刷新委に吉田真貴子氏の名前…"高級和牛ステーキ接待"で辞職→天下り疑惑の元総務官僚

  4. 9

    中居正広氏は37年で築いた資産喪失の瀬戸際…不動産複数所有で倹約家も「違約金+α」の脅威

  5. 10

    極秘結婚の小島瑠璃子 略奪愛は打ち消されるも…思い出される「付き合う前にいたす」発言

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  2. 2

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  3. 3

    元フジテレビ長谷川豊氏“危機管理のプロ”が古巣告発は禁じ手? 大反響の動画チャンネル行脚の裏事情

  4. 4

    2人の殿堂入りは確実…大谷翔平&イチロー「軌跡」にこれだけの酷似点

  5. 5

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  1. 6

    26億円投入のお台場巨大噴水事業が「フジ日枝案件」と露見…小池都知事による激怒と錯乱と珍答弁

  2. 7

    “かつての名門”武蔵の長期低落の深刻度…学習塾「鉄緑会」の指定校から外れたことも逆風に

  3. 8

    実にゆったりと楽そうに歌っている感じがする

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    岩井姉妹らツアールーキーたちを狙い撃ち? まるで嫌がらせ…米女子ゴルフの「厳しい洗礼」はトラウマ級