実験日に海外出張も…理研調査委「小保方データ」捏造認定

公開日: 更新日:

 理化学研究所の調査委員会は26日午前、記者会見を開き、小保方晴子元研究員(31)に対する調査結果を明らかにした。

 委員長の桂勲・国立遺伝学研究所所長は「科学的検証から、STAP細胞というものがなかったことはほぼ確実」と断じた。また、小保方氏が論文では実験した日に海外出張していたり、調査委のヒアリング調査に「元のデータを持っていくと『これでは使えない』といわれたので、操作した」と“不正”への関与を認めたことも明らかにした。小保方氏から実験記録の提出はほとんどなかったという。

 理研はSTAP細胞は既存の万能細胞である胚性幹細胞(ES細胞)が混入したものである可能性が高いとする報告書をすでに公表しているが、小保方氏は「私はES細胞を混入させたことは絶対にありません」と関与を否定したという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された