映画が大苦戦…「あまちゃん」貯金が尽きた能年玲奈の正念場

公開日: 更新日:

 国民的朝ドラ「あまちゃん」のヒロインを演じ、瞬く間にスターダムにのし上がった能年玲奈(21)が窮地に立たされている。主演映画「海月姫」の客入りが芳しくないのだ。

「昨年12月27日の初日から年明け6日まで11日間の興行収入は2億4000万円。全国216スクリーンという上映規模からすると、苦戦をしいられている状況と言わざるを得ない。このままだと最終的に5億円に届くかどうか。映画会社としては7億~8億円は狙いたいところだと思うのですが……」(映画ジャーナリストの大高宏雄氏)

 同名の女性向け人気コミックの実写化ムービー。クラゲおたくの冴えない田舎っぺ女子の主人公が、これまた冴えないおたく仲間と男子禁制のアパートで共同生活していると、ひょんなことで女装癖のあるイケメン男子と知り合いに。これまた突然の地上げによるアパート取り壊しの窮地に立たされ、だったら皆で悪あがきして立ち向かおう……という具合の話。それに恋愛要素も軽く盛り込んだ、いわば、ドタバタエンタメコメディーだ。

 バラエティー番組ではすっかり不思議ちゃんキャラが定着した能年。独特の世界観を持つ主人公はハマリ役といわれ、上映前から大いに話題だった。年末年始だけで6つの番組に出演、情報番組のコーナーで取り上げられた数はざっと60件超。高い下馬評に加え、たんまりとPR行脚をしたわりに、なぜ散々な結果なのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

  3. 3
    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

  4. 4
    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

  5. 5
    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

  1. 6
    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7
    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

  3. 8
    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

  4. 9
    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異