「残念な夫。」で注目 “赤ちゃんタレント”売れっ子になる条件
タイトルよろしく“残念な”視聴率に甘んじている玉木宏(35)主演のドラマ「残念な夫。」(水曜22時~、フジ系)。竹野内豊(44)との“17歳差婚”間近と囁かれる旬の女優・倉科カナ(27)が、出産後、モンスター妻に豹変するとあって前評判は上々だったが、後半戦に突入しても視聴率1ケタ台の体たらくが続いている。
そんな不発のドラマの中で唯一の見どころをつくっている出演者が“ひとり”。玉木&倉科夫婦の一人娘を演じる赤ちゃんタレントだ。ネット上でもその愛らしい表情が話題となり、まとめサイトや番組公式動画の成長日記が立ち上がる人気ぶりなのだ。
■売れる条件のひとつは「双子」
赤ちゃんタレントの名前は、小林美友ちゃんと小林莉緒ちゃんの双子の姉妹。月齢9カ月の乳飲み子が2人で一役を演じているというわけ。
実は赤ちゃんタレントが売れっ子になる条件のひとつが「双子」なのだという。赤ちゃんタレント事情にも詳しいドラマ評論家の田幸和歌子氏がこう言う。
「ぐずりが日常茶飯事の乳児を起用する現場では、“赤ちゃん待ち”で撮影スケジュールが押すこともしばしば。そんな時、双子だとどちらかが対応できる可能性がある。平常時は顔アップの時はAちゃん、後ろ姿の時はシャドーのBちゃんと起用方法が別だとしても、代役が立てやすいのです。そうでなくても、小林姉妹は人慣れしているのが画面から見て取れ、すこぶる名優の赤ちゃんといえるでしょう」