演技が上手すぎて? 芦田愛菜のTV露出が減っているワケ
「新薬を開発する化学者をしながら、女優さんもやりたい」。こんな壮大な夢を明かしたのは芦田愛菜(10)。今月上旬に都内で行われたイトーヨーカドー「ランドセル新CM発表会」に出席した際にこう言って周囲の大人をのけ反らせたという。
その愛菜ちゃん、11年放送の連続ドラマ「マルモのおきて」(フジテレビ系)で初主演を務め、その後はCMに引っ張りだこ。歌手デビューも果たすなど大ブレークしたが、このところ、テレビで見る機会がバッタリと減った気がするが……。
「もともとは子役専門の事務所に所属しているが、ブレーク後、大手芸能プロがバックについたため、一気にギャラが跳ね上がった。それでも、世間の需要があったため、引く手あまたでした」(テレビ関係者)
ところが、14年放送の主演ドラマ「明日、ママがいない」(日本テレビ系)の劇中の児童虐待など過激な描写に各方面から抗議が殺到。そのため、「ドラマのイメージが付いてしまい、なんとなく使いにくくなったのは事実。でも、一番彼女を使いにくい理由は、演技が上手すぎて、周りの大人の役者を食ってしまうこと。バラエティー番組でも驚異的なアドリブ力を発揮して大人を驚かせたこともある。現場では愛菜ちゃんではなく、芦田さんと呼ばれていますからね」(テレビ関係者=前出)。
驚異の10歳児“芦田さん”なら女優と化学者の二刀流もやってのけそうだ。