映画「ビリギャル」ヒットに水差す 原作本に“パクリ疑惑”浮上

公開日: 更新日:

 公開から2カ月で動員200万人を突破。ロングラン上映を続ける映画「ビリギャル」の大ヒットに水を差すような事態が起こっている。発行部数100万部を突破した映画の原作本に“パクリ疑惑”が浮上しているのだ。

 原作本は「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(KADOKAWA)。著者である坪田信貴氏はシンデレラストーリーの立役者として「情熱大陸」でも密着されていたが、名古屋で学習塾を運営。同書は、実話をもとに信頼できる仲間や人との出会いで人間は変われる様子を描いた青春サクセスストーリーで、主人公の金髪女子高生がタイトルよろしく、1年半の間に偏差値をグンと上げ、慶大現役合格に導いた教育メソッドも紹介しているのだが……。

「ここまで似ていると、ただの偶然ではないような気がするんです」

 と、困惑した様子で話すのが、長野県内で塾を運営する横幕弘亘氏。新宮竹虎著の受験指南書「学年ビリから東大・医学部・早慶に合格する法」(エール出版)の監修者である。同指南書は坪田氏の本が出版された13年12月より前の、11年5月に発刊しており、互いの本の類似する点に疑問を抱いているという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一「すぽると!」降板は当然…“最悪だった”現場の評判

  2. 2

    石田ゆり子ブームは終わらない? ベリーショートに賛否、脱「奇跡の50代」でも人気加速

  3. 3

    国分太一コンプラ違反で「周囲が感じていた異変」…過去にはガングロに"変身”して問題起こした有名人も

  4. 4

    TOKIO国分太一「コンプラ違反」秘匿も次々に“セパ報道”で窮地に…復帰は極めて困難な道のりに

  5. 5

    「いっぷく!」崖っぷちの元凶は国分太一のイヤ~な性格?

  1. 6

    《ヤラセだらけの世界》長瀬智也のSNS投稿を巡り…再注目されるTOKIOを変えた「DASH村」の闇

  2. 7

    元女優・宮崎ますみさんは6年前から八ヶ岳山麓に移住しコメ作り 田植えも稲刈りも全部手作業

  3. 8

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  4. 9

    小泉進次郎「無知発言」連発、自民党内でも心配される知的レベル…本当に名門コロンビア大に留学?

  5. 10

    巨人阿部監督 グチるくらいならいっそ「4番・坂本勇人」はどうだろう…“進退の決断”含めた4つの理由