元メンバー逮捕で話題 「C―C―B」は究極の一発屋だった?
1985年のヒット曲「Romanticが止まらない」で知られ、89年に解散したバンドC―C―Bの元メンバー田口智治(54)が覚醒剤取締法違反(所持)容疑で2日に現行犯逮捕された事件。1月にオリジナルアルバム9枚を再リリースしたり、6月14日から復活ツアーが予定されるなどして、ちょっとした話題になっていた。
「ツアーは55歳のベース・渡辺英樹の大動脈解離によって中止となってしまいましたが、ヒット曲が『Romantic――』しかなく、『一発屋』と呼ばれたバンドがこれだけ長く、忘れられていないというのはどうしてなのか」と、音楽ライターも首をひねるのである。
元ボクシングフライ級王者の内藤大助が現役時代、入場テーマに使っていたのが「Romantic――」で、バラエティー「SMAP×SMAP」でパロディーになったり、CMやドラマの挿入歌で流されたりしてきたが……。それらで生き永らえてきたとすれば、恐るべき「一発屋」である。