ショーンKの代役は…フジ「新番組MC不在」で現場大混乱

公開日: 更新日:

「ショーンKよ、おまえは一体、何者だ」

 すべてが白日の下にさらされた瞬間、フジテレビ幹部はこう叫んで天を仰いだという。

 ショーンKことショーン・マクアードル川上氏(47)の経歴詐称騒動(本名は川上伸一郎)。フジは川上氏を4月から始まる新番組「ユアタイム」の司会に抜擢したから、さあ大変。一流経営コンサルタントという触れ込みがフタを開けてみれば、デタラメが次から次。ただの物知りなオッサンにすぎなかったというのだから衝撃的だ。

 一方、あまり関係が深くない日本テレビやTBSは出身地の熊本に出かけて取材し、中高時代の同級生らに話を聞いてそのデタラメぶりを暴いている。「イケメンが売りで、男性視聴者のやっかみは相当なもの。ウソがばれて“ほら、見たことか”状態。日テレもTBSも視聴者の食いつきがよく、ウハウハ」(事情通)だそうだ。

 そして、騒動は収まるどころかますます波紋が広がるばかり。

「夜の『あしたのニュース』と『すぽると!』の2番組を潰して始めるのが『ユアタイム』。ゴールデン・プライム帯で日テレに太刀打ちできないフジが起死回生の起爆剤として立ち上げた勝負番組でした。外国人顔のイケメンで勝負に出ようとしていきなり出はなをくじかれ、現場は大混乱。スタートまで2週間あまりで、これまでさまざまなシミュレーションをし、準備してきただけにスタッフは脱力状態に陥っています」(テレビ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  4. 4

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  5. 5

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  1. 6

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  4. 9

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  5. 10

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード