まるで参勤交代…NHK「クロ現+」女子アナたらい回し術か
「クロ現+」(NHK)の女子アナ7人がちょっと話題だ。
「クローズアップ現代」は7時のニュースのあとの時間帯に、注目のニュースを特集する形で、1993年から続いた硬派の報道ものだったが、今春、23年もキャスターを務めた国谷裕子が降板し、4月から時間帯も10時台に変わって一新。
2014年に集団的自衛権の話で出演した菅官房長官の周辺が番組終了後に、「なぜあんな聞き方をするんだ」とNHKに詰め寄ったことも降板の理由といわれたが、事実がどうあれ、「ニュース23」(TBS系)や「報ステ」(テレビ朝日系)と同時期に降板劇が重なると、政権に疑問を投げかけるキャスターやコメンテーターが降ろされているのか? と疑う視聴者も多いだろう。
タイトルまでいじった「クロ現+」は(国谷よりは)若い女子アナを7人揃え、日替わりで担当させる改革を実施。AKB48の総選挙で上位7人を“神7(セブン)”と呼ぶらしいが、こちらもネット上で“NHK神セブン”と呼ばれるほどの容姿だ。番宣ポスターは7人が深紅のドレス姿で黒髪をなびかせていて、化粧品メーカーのポスター並みの力の入れよう。「美人揃い!」「硬派な報道とは思えない」と賛否あって注目された。