舌鋒は衰えず 古舘伊知郎「オレを買ってよ!」発言の真意
約2カ月ぶりの“古舘劇場”だった。古舘伊知郎(61)が1日、東京・恵比寿で「古舘伊知郎シークレットライブ 微妙な果実~トーキングフルーツ~」を開催した。
3月31日で12年間キャスターを務めた「報道ステーション」(テレビ朝日系)を降板後、初の公の場とあって300席のチケットは即完売。オープニングでは古舘が「報ステ」最終回で話した7分33秒のフリートークがノーカットで流れた後、「どうも!」と登場すると「今見ても自分の7分33秒のしゃべり、惚れ惚れしちゃうね」と自画自賛のスタートとなった。
場内は民放各局の幹部、プロデューサー、放送作家、アナウンサーなどテレビ関係者がズラリ。これは古舘の思惑通りだったようで、「今日は業界の人もたくさん来ているんです。テレビ局の人、ラジオ局の人どうですか? まだまだ働けるよ~!」と営業活動する場面も見られた。
「各局関係者がズラッといる中、テレ朝の会長とか社長とか来ているけど、大丈夫、わきまえてるから!」と、テレ朝や「報ステ」の悪口を期待する客を一蹴。後任の富川悠太キャスターについては「大好き」と言いつつ、「“ですます調”のナレーションが気持ち悪いな、とかテレ朝に声色変えてクレームの電話入れちゃおうかなと思いながら見てる」とも。