TBSヤラセ疑惑 “告発”の池袋絵意知氏「ホトホト疲れた」

公開日: 更新日:

 日曜夜のTBS系バラエティー「珍種目№1は誰だ!? ピラミッド・ダービー」(6月19日放送回)のヤラセ疑惑が波紋を広げている件。知れ渡るようになったのは、顔相鑑定士の池袋絵意知氏が、自身のブログで〈テレビの裏側全部暴露します【編集ではなく捏造】〉(22日付)と題し“告発”したからだ。

 同氏によると、入れ替わった双子を区別するコーナーに解答者として出演したが、収録では正解していたにもかかわらず、オンエアでは不正解扱いにされ、番組途中からCGで姿を消されてしまったというのだ。

 制作サイドからの申し出により、番組プロデューサー2人と26日に面談。直接謝罪を受けたという池袋氏は、現在の心境をこう吐露する。

「制作サイドからは、26日の放送で謝罪文を流すという提示がありましたが、その内容に誤解を招くような表現があったので考え直してくださいと申し上げました。私は、バラエティー番組にある“誰か貶めて笑いを取る”手法は理解しているつもりだし、私自身、イジってもらってナンボという気持ちもあります。ただ、今回は私のパーソナリティーを全く無視したもので到底、受け入れがたい。しかも、この騒動で扱いづらい人間だとか、トラブルメーカー扱いされかねない。もうホトホト疲れました」

 同番組の制作には、BPO(放送倫理・番組向上機構)で「重大な放送倫理違反」があると判断され、打ち切りとなったフジテレビ系バラエティー「ほこ×たて」の演出を行った制作プロダクションが関わっている。

 TBSはどんな対応をとるのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇