乳がん闘病中の小林麻央が明かした「骨に転移」の意味

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 乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央(34)が自身のブログで「肺や骨にも転移」していることを明かして、芸能界ばかりか社会全体が騒然となっている。

 特に注目されているのは「骨」の部分で、一般的に「骨に転移したら、かなり危ない状況」などと言われているだけに、ネットなどでは「もう助からないのか」「末期に近いのか」といった書き込みが相次いでいる。実際のところはどうなのか。医学博士の米山公啓氏に聞いた。

「骨に転移したとなると、『ステージⅣ』ということでしょう。常識的に見れば手術はもはや難しい段階です。転移した骨として考えられるのは脊椎や肋骨辺りでしょうか。これによって痛みが伴いますが、転移した骨周辺ばかりでなく、全身にも広がりますので、つらいところですね」

 今後は手術よりも痛み止めや、がん細胞の増殖を抑える放射線治療が中心になるとみられる。

■今年3月から新しい療法も

 もっとも、暗い話一辺倒ではない。今年3月、新たな放射線療法が認められたのだ。

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