監督が熱弁 ディズニー新作『モアナ』は「宮崎駿の影響」
アナとエルサに続く、新ヒロインの名はモアナ――。
狙ったかどうかは定かではないが、ジョン・マスカー&ロン・クレメンツ両監督が5年もの歳月をかけて製作した渾身の一本だ。
ディズニーの最新劇場版アニメ「モアナと伝説の海」(来月10日公開)は、ポリネシアの島々で語り継がれる伝説をモチーフに、“海に選ばれた少女”のモアナ(ハワイ語で「太平洋」の意)が自分の進むべき道を見つけていく様子を描いた感動ファンタジー。
9日に行われた来日記者会見で両監督は、宮崎駿作品の影響を受けているとし、目を輝かせながらこう話した。
「宮崎監督の作品は自然と人の密接な関係が描かれ、ロールモデルのような強い女性が登場する。『モアナ』は最も宮崎監督の影響を受けた作品になった」(マスカー監督)
会見には、日本語吹き替え版で声優出演した屋比久知奈(22)と夏木マリ(64)も登壇した。