ルビー・モレノ ドタキャン失踪フィリピン帰国騒動

公開日: 更新日:

 これに対して、ルビーをサポートしていた所属事務所の稲川素子社長は解雇報道について、「そんな簡単にクビにしたくありません」と語る一方で、「ギャラの話は事実と全然違う。ルビーにはいつも前払いで今も500万円くらい貸している」「これまでさんざん周りに迷惑をかけてきたので、『謝罪』というだけではすまないのではないか」とコメントするなど両者の主張はかみ合わないまま。ルビーは「トラブル女優」のレッテルを貼られ、日本の芸能界から姿を消した。

■98年に最来日し本格復帰

 その後、フィリピンで女優活動を始め、5本の映画に出演したが、日本のやり方とのあまりの違いに、すぐに帰りたくなったという。日本にいたときに気付かなかったこともいろいろわかってきて、反省する点もたくさん見えてきた。

 稲川素子事務所との間には報道されていたような大きなトラブルはなかったといい、「日本に電話しよう」と思っても「怒られる」となかなか連絡できず、結局、再来日したのは98年7月だった。神様にお祈りしてから稲川事務所に連絡して、「これまでのことごめんなさい。一からやり直したい、どんな小さな役でも一生懸命にやります」と謝罪。稲川社長は気持ちよく受け入れて98年から本格復帰した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造