休養中の浅田真央 “現役続行”をほのめかし始めた本当の理由
「スケートと共に自分は成長してきたので、(私には)欠かせないもの。これからはスケートと共にまだまだ歩んでいこうかな」
18日のイベントでこう言って現役続行に意欲をのぞかせた女子フィギュアスケートの浅田真央(24)。2月のソチ五輪直後に、「(現役と引退は)ハーフハーフ」という独特のフレーズを残して休養に入ってからは、「このまま引退」という見方が強かった。休養中の浅田は海外旅行やショッピングなど「一般女性の楽しみ」を満喫。自身の今後を模索していたが、ここにきて一転、冒頭の発言に至った経緯は本人の言う「スケート愛」だけではない。
「真央はソチ五輪後から、頭を完全にリセット。スケートを忘れ、これまでできなかったことを散々やってきた。当初は、スケート仲間もそんな真央を応援し、遊びに付き合ったり、連絡を取り合っていました。しかし、真央以外の仲間には仕事があって遊んでばかりはいられない。次第に、真央から1人、2人と仲間が疎遠になっていったのです。真央はこれまでスケート一筋で、知人、友人もスケート関係者がほとんど。数少ないその仲間たちから距離を置かれるようになって、『やっぱりスケートをやっていた方が居心地がいい』という気持ちになってきたようです。要するに寂しくなったのです」(フィギュア関係者)
すでに、10月半ばから練習を再開。今月21日を皮切りに、年末年始のショーにも出場するという浅田。すでに知人には「早くリンクに戻りたい」と話しているそうだから、復帰は時間の問題である。