7番左翼固定のジ軍青木 肉体改造で期待される本塁打量産

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 起用法に悩まされることはなさそうだ。

 昨オフ、ロイヤルズからFAとなり、今年1月にジャイアンツと1年400万ドル(約4億8000万円)で契約。新天地では昨季までの右翼ではなく、左翼で起用される。昨季、主に左翼を務めたのはモース、ブランコの2人。モースはFAでマーリンズに移籍し、オフに再契約したブランコは攻守とも安定感に欠ける。ボウチー監督は青木を「7番・左翼」で起用する方針だ。

 昨季までの5年間で3度のワールドシリーズに導いた指揮官は攻守とも堅実なプレーを見せる青木をブルワーズ時代から高く評価。故障や極度の不振以外は、青木を左翼に固定するという。

 ロイヤルズ時代は試合終盤になると、判で押したように代打や守備固めを送られた。ヨスト監督の方針だった。守備、走塁に自信を持っている青木は「途中で交代させられるのは悔しく、食事が喉を通らなかったり、眠れないほど悩んだりもしました」と本紙のインタビューで胸の内を明かしていた。

 そこへいくとすでにポジションを与えられている今季は、腰を据えてプレーできる。ボウチー監督とサビーンGMは、レギュラーを固めて戦うのを好む。中でもボウチー監督はベテランを気分良く働かせることに長けた人だ。

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