「スプリット使え」 ナのスカウトがマエケンの配球に警鐘

公開日: 更新日:

 ドジャースへの入団が決まった前田健太(27=前広島)に重大な欠陥が囁かれ始めている。

 といっても肩や肘ではない。配球上の問題だ。前田は日本でスライダー、チェンジアップ、スプリットを中心に配球を組み立ててきた。左右の打者で配球は偏っており、右打者にはスライダーとチェンジアップ、左打者にはカーブとチェンジアップを投げ分けていた。

 スプリットも持ち球のひとつだが、スライダーが有効だからだろう。特に右打者に対してスプリットは、ほとんど使わなかったという。

 日本ではスライダー、チェンジアップ主体の単調な投球でも抑えられたが、メジャーでも通用するとは限らない。

 特にドジャースが所属するナ・リーグ西地区各球団の主砲は右打者が目白押し。昨季、本塁打(42)、打点(130)の2冠を獲得したロッキーズ・アレナード、3割、30本、100打点を記録したダイヤモンドバックス・ゴールドシュミット、強打の捕手として知られるジャイアンツ・ポージーら、いずれもメジャーを代表する強打者だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動