松山英樹が1アンダー13位発進 事前コースチェックの奏功
【マスターズ初日】
今年2月のフェニックスオープンで米ツアー2勝目を挙げ、日本人初のメジャー優勝を狙う松山英樹(24)が、1アンダー13位タイの好スタートを切った。
今大会は3年連続5度目の出場で、昨季は自己最高の5位。米ツアー公式サイトの優勝予想では11番手に挙げられ、ニック・ファルドやトム・ワトソンら歴代チャンピオンに「勝機ある」と、注目されていた。
多くのパトロンに囲まれた1番パー4は2打目がグリーンから左奥へこぼれ落ち、3打目を寄せきれずに、2パットボギー発進となった。
続く2番パー5は2打目を左バンカーまで飛ばすと、右端に切られたカップまで傾斜を利用してピンそば10センチにつけ、初バーディー。7番パー4はピン上1メートルのチャンスにつけるも、折からの強風で2度アドレスを解いた。それでも仕切り直して落ち着いて沈め、2つ目のバーディー。9番パー4は2打目をピン下6メートルにつけると、スライスラインを放り込んで2アンダーで前半を折り返す。