第2セット奪うも…土居美咲はストーサーに敗れ初戦敗退
自滅だった。
テニスの全仏オープン第3日、女子シングルスの土居美咲(25)が豪州のサマンサ・ストーサーに1-2で敗れ、1回戦敗退。「今回は勝てるチャンスがあった」と唇を噛んだ。
昨年、ツアー初優勝を果たし、前哨戦のイタリア国際で8強入り。「4大大会で活躍してこそ」と手応えをつかんで臨んだ土居には、確かにチャンスはあった。
第1セットを落としながら、第2セットを3-1とリード。ここで、日没のために打ち切りとなり、気勢をそがれてもおかしくなかった。が、一夜明けての再開後の最初のゲームで相手のサーブをブレーク。そのままこのセットを奪った。
第3セットも2-1とリードしたものの、自身のサービスゲームでミスを連発。思わず、コート上にしゃがみ込んだ。結局、このゲームをラブゲームで落とし、一気に押し切られた。