ポストコロナのイチ押し株
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「ヤマハ発動機」の業績は絶好調 押し寄せるEVバイクの波にも存在感
バイク(自動二輪車)の世界にもEV化の波が押し寄せている。昨年12月には東京国際フォーラムで「EVバイクコレクションinTOKYO2021」が開催され、試乗会も行われた。 出展企業はホンダ、…
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「ニッポン高度紙工業」コンデンサー用絶縁体の世界最大手
和紙の技術が生かされているニッポン高度紙工業(3891)に注目したい。本社は高知県(土佐)だ。 土佐和紙の「かげろうの羽」は、和紙の中でも最も薄いことで知られる。「薄くて丈夫」なうえ、電気を…
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「荏原実業」空気感染リスクを低減させる装置「ACE-5000」が脚光浴びる
新型コロナウイルスの感染者数が再び増加傾向を見せている。オミクロン株はどこまで広がるのか。株式市場にとっても不安材料だ。 こうしたなか、荏原実業(6328)の感染症対策製品が脚光を浴びている…
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電気機器「ニチコン」はEVの急速充電器に強み
EVの普及には急速充電池が欠かせない。電気機器を手掛けるニチコン(6996)は、1つの電源設備で最大6台(従来2台)のEVを一度に充電できる急速充電器を開発した。東電子会社のイーモビリティパワーとの…
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「シマノ」自転車の駆動部品で世界シェア6割 年初の4万円挑戦も
新型コロナの感染拡大で密を避ける行動が当たり前となってきた。満員電車を敬遠し、自転車通勤を選択するサラリーマンは増えている。 自転車の変速機やブレーキ部品などで知られるシマノ(7309)は、…
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メラミン化粧板で国内トップを誇る「アイカ工業」
医療機関や介護施設では、不特定多数の人が触れる玄関やトイレなどの除菌は欠かせない。そこで活躍するのがアイカ工業(4206)の製品だ。 この会社が開発した「抗菌性能」「抗ウイルス性能」を持つメ…
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「富士通ゼネラル」はエアコンが売り上げの9割 オミクロン株で需要増加か
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が世界経済に重くのしかかってきた。国内の感染状況は落ち着きを見せていたが、オミクロン株によって再び感染拡大が危惧される。 富士通ゼネラル(6755)…
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半導体製造に不可欠な超純水関連なら「野村マイクロ・サイエンス」に注目
半導体不足は自動車に限らず、世界規模で生活必需品の領域にまで影響を与えている。家電量販店の売り場には「入荷未定」「○カ月待ち」の文字が目立つ。 野村マイクロ・サイエンス(6254)は、半導体…
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「日本ガイシ」が6期ぶりの過去最高益へ
創業100年を超える老舗ながら、チャレンジ精神にあふれた日本ガイシ(5333)に注目する。 10月下旬に発表した今期(2022年3月期)の第2四半期は増収増益で着地した。売上高は2501億円…
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菊水電子工業は電源機器の“プロ集団”
電気のエキスパートとして知られる菊水電子工業(6912)に注目する。 スマートフォンや医療機器など電気を必要とする機器には必ず電源がある。菊水電子は、「創エネ(発電技術)」「畜エネ(蓄電技術…
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空港で活躍する「トーヨーカネツ」はマテハンの隠れた世界的メーカー
国内ではコロナ感染者の人数が減少傾向にある。飲食店の営業時間はコロナ前に戻りつつあり、人の移動も少しずつ活発になってきた。 空港の人出も増えるかもしれない。今回は、空港で活躍するトーヨーカネ…
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非鉄金属の価格高騰で都市鉱山の先駆け「DOWAホールディングス」に注目
非鉄金属の市況が高騰している。銅価格の上昇は続き、アルミニウムは約13年ぶりの高値。鉱山開発の環境問題や採掘権が複雑になっていることに加え、中国の電力不足が追い打ちをかけている。電力を大量に使う非鉄…
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三井金属は“ハイテクの寵児” スマホを材料面から支えている
社名からはオールド企業のイメージを持つかもしれないが、三井金属(5706)は“ハイテクの寵児”だ。スマホの小型・軽量・薄型化を材料面から支えている。 スマホのなかにあるパッケージ基板の材料に…
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アドテックプラズマテクノロジー 半導体関連の電源で国内トップ
電源は「電気の心臓」ともいわれる。水や空気と同様、安定が大事だ。電圧や電流、幅広い周波数に対応し用途に応じたパワーを送り続けなければならない。 アドテックプラズマテクノロジー(6668)は、…
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「トレックス・セミコンダクター」は電源ICのトップランナー
電源ICは電気の心臓。スマホから医療機器まで電気を必要とする製品には電源ICが使われている。そのトップランナーであるトレックス・セミコンダクター(6616)に注目する。 パソコンなどに搭載さ…
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「椿本チエイン」はPCR検査システムの自動化で注目集める
新型コロナウイルスのPCR検査システムで注目を集めた椿本チエイン(6371)に注目する。 北里研究所や東洋紡と共同開発したシステムで、1日1万人強を自動で調べられる。空港や大規模なスポーツ施…
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“ばね”でおなじみ「ニッパツ」は新たな成長製品、EV向けモーター部品が好調
自動車の懸架ばねで知られるニッパツ(5991)に注目する。乗用車のサスペンションに使われるばねなどだ。この分野の世界シェアは約25%とトップを誇る。 それだけに懸架ばねの専業イメージが強烈だ…
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「日本ゼオン」がEV向け電池材料が好調で業績拡大
世界的に新型コロナのワクチン接種が進み、経済活動は戻りつつある。 独自技術に定評のある古河系の化学メーカー、日本ゼオン(4205)の業績が拡大している。筆頭株主は横浜ゴム(9.5%保有)。合…
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「建設技術研究所」河川に強みを持つ建設コンサル、国交省発注のプロジェクト実績が多数
国内外で豪雨による災害が頻発している。これまで以上に、土石流や洪水などを警戒しなくてはならない時代だ。 建設コンサルティングの建設技術研究所(9621)は、河川に関するノウハウの蓄積が豊富。…
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「日本エアーテック」陰圧ブースの問い合わせが殺到 通期の業績を上方修正
医療の現場で活躍する製品を扱う日本エアーテック(6291)に注目したい。得意分野はクリーンエアシステム。半導体や液晶、電子機器などを製造する工場や、食品メーカー、バイオ・医薬関連、そして病院で存在感…