確率論を駆使…勝間和代さんは「オンライン麻雀プロ」の腕前
この人のハマりっぷりは半端じゃない。競技麻雀とは、あくまでゲームとしてネットなどで行う麻雀のこと。本格的に始めてまだ1年ちょっとだが、この9月から連載中の自身のブログのコラムで、「来年の麻雀プロ試験を受けようかと思っています」と宣言。9日はCS放送の生番組でプロ雀士と対戦する。はたして、その腕前は――。
高校生のときからファミコンで遊んでいたそうだから、麻雀歴は二十数年。しかし、サークル仲間と雀荘で打つようになった大学時代は、「役がなんとなく分かってる程度で、楽しかったけれど負けてばかりで面白くはなかったです」。社会人になってからも誘われて1、2回しか打った記憶がないという。
本格的に始めたのは去年の今ごろだ。
「10月にゴルフのコンペに出たとき、懇親会で同席した人たちと『次回はゴルフのあとに麻雀をしよう』という話に。あまりにも下手で迷惑を掛けたらいけないと思い、ネットのオンライン麻雀で勉強し始めたんです。ツイッターで紹介してもらった確率重視の『科学する麻雀』と『おしえて!科学する麻雀』を読みました。私は大学院で確率論や統計を学び、会計士のときは金融とリスク分析が専門だったので、すぐのみ込めましたね。で、その通りにやったら打つたびに勝って、あっ、これは面白い!……と」