歌手・加藤登紀子が振り返る 宮崎駿監督と「紅の豚」秘話

公開日: 更新日:

 来年、歌手デビュー50周年を迎える歌手の加藤登紀子さん(70)。長い経歴の中で、今の子供にも広く知られるようになったきっかけは主題歌とエンディング曲、そしてマドンナ役の声優を務めた宮崎駿アニメ「紅の豚」。名作の誉れ高い本作で、宮崎監督(73)から得たものとは……。

■「紅の豚」が音楽の原点を見直すきっかけに

 早いもので、「紅の豚」の公開からもう22年になるんですね。

 あの作品で宮崎監督と初めてお仕事させていただいたのですが、思い出がたくさんあり過ぎて、どれから話したらいいのか迷うほどです。

 ただ、主題歌の「さくらんぼの実る頃」、エンディング曲の「時には昔の話を」を歌ったことが、私の音楽の原点であるシャンソンを改めて見直す、いい機会になりました。そして、安心して身をゆだねられる場所はどこかを教えてもらったのではないかと思います。

 91年の夏ごろだったでしょうか。表参道にあったライブレストラン「テアトロスンガリー青山」で、「さくらんぼの実る頃」の録音と、アニメを描く参考にするための実写収録をしたのが、宮崎さんとの初対面でした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横綱豊昇龍の休場より気がかりな“心の不調”…不眠と食欲減退で体重約10キロ減の不安

  2. 2

    消費税減税打ち切り時の現金支給案に経済界が不満「結局は時間とコストのムダ」

  3. 3

    内閣改造で浮上「自民裏金議員」起用案 永田町でささやかれる入閣候補4人の名前

  4. 4

    庶民は景気悪化に身構えている お気楽なものだ「官邸おこもり」首相動静

  5. 5

    女優・朝岡実嶺さん15年ぶりに舞台出演「亡き夫はどこかで見守っていると思います」

  1. 6

    井伊直政(4)超ブラックな家風 昔から家臣が少ない

  2. 7

    橋本愛の「れなちゃん」呼びが反響…のん“テレビから干された”10年で「あまちゃん女優」脱し独自ブランド確立

  3. 8

    中日・井上監督が目下最下位、6年連続Bクラス濃厚でも来季続投に“自信&意欲マンマン”のワケ

  4. 9

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  5. 10

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由