元“グレチキ”の北原雅樹は引退後に復帰 「マッサン」に出演中
80年代半ばから90年代にかけ大人気だった「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」(日本テレビ系)からは数多くのタレントや芸人が巣立った。大阪出身のお笑いコンビ「グレートチキンパワーズ」もそんな一組だ。音楽番組にも出演する人気者だったが、10年前に解散。ボケ担当の渡辺慶さんは放送作家に転身したが、ツッコミの北原雅樹さん(38)の消息を聞かない。今どうしているのか。
「今放映中の『マッサン』の北海道編、ボク、あれに出てるんですよ。風間杜夫さん演じるニシン漁の網元の番頭役。予定では明日と22、23日に出演します。編集次第ではあと1、2回増えるかもしれません。NHKの朝の連ドラは98年の『天うらら』以来、17年ぶりでしょ。うれしいと同時に、5年前を考えたら、連ドラに出るなんて信じられない気持ちです」
兵庫県加古川市にある地域コミュニティーの山石ピクチャーズあさりスタジオで会った北原さん、こういって微笑した。
05年のグレートチキンパワーズ解散後、俳優業に専念していた北原さんは東映特撮映画「劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」などに出演するも、次第に出番が減り、09年4月に芸能界を引退。東京から実家がある加古川市に引っ越し、10月からサラリーマンになった。