岡田有希子と同期 花の84年組アイドル田中久美さんの引退後
アイドル全盛期の80年代。とりわけ84年デビュー組は岡田有希子、菊池桃子、長山洋子、荻野目洋子、沢口靖子らそうそうたる顔ぶれだった。本日登場の田中久美さん(47)も84年組のひとり。さて、今どうしているのか。
■岡田有希子はクラスメートでもあった
「遠いところをご苦労さまです」
北九州空港からクルマで約40分。周防灘に面した福岡県築上町の「うえだ内科クリニック」を訪ねると、制服姿の田中さんに笑顔で迎えられた。
「12年5月からパートで受付と事務を始め、一昨年の4月から週6日勤務の正職員になりました。今は北九州市内に住んでますが、ここはワタシが生まれ育った地元。少しでも地域医療のお手伝いができたら、と思ってます」
それだけではない。12年7月から築上町に本社・スタジオがあるコミュニティーラジオ「スターコーンFM」でパーソナリティーを務めている。
「担当は毎週木曜日11時から14時まで放送の情報番組『スターコーンほっと!ネットラジオ』です。毎回、番組のどこかでアイドル時代、大親友だったユッコ(岡田有希子)の曲を流してましてね。日本どころか、海外にいるユッコファンがインターネットを利用したサイマルラジオで聞いて下さってるみたいで、オーストラリアのメルボルン在住の熱心なファンからは番組宛てによくメールが届きます」