テツトモ年収1億円説否定も やっぱりオイシイ“一発屋稼業”

公開日: 更新日:

「営業の帝王」が力を見せつけた。19日、映画「エクソダス:神と王」のデジタル配信イベントに登場した「テツandトモ」。03年に「なんでだろ~」で大ブレークした一発屋芸人だが、昨年は坂上忍(47)に「営業が月20本あるらしい。それだけで(収入は)億超えてる」とバラされ、今年3月には同じ一発屋仲間のダンディ坂野(48)が「トモさんは貯金額が億超え」と暴露。これらをきっかけに「年収1億円説」が流れていたが、トモ(45)は「そんなことない。あの後、ダンディさんから『適当に言っちゃってごめんね』とメールが来た」とコメントした。

 とはいえ、地方営業に引っ張りだこなのは事実なようで、この日も流れるような口調で「どっちがどっちか分からない場合はジャージーに名前が書いてあるので、よろしくお願いします!」「いまだに『タカアンドトシ』に間違われます」と営業で鍛えた“テッパン挨拶”で会場を沸かせていた。

 芸能リポーターの川内天子氏はこう言う。

「テツトモやダンディ、小島よしおなど一発屋と呼ばれる面々はテレビではなく地方のパチンコ屋やスーパーのイベントスペース、催事場が主戦場。同じネタでも毎回、見る人が違うから新鮮に受け止めてくれます。また、客イジリや参加型も多く、みんなで楽しめるため盛り上がる。旬の芸人を呼ぶとギャラが高くなりますが、彼らは“それなり”の金額で呼べるので引っ張りだこなのです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博もう間に合わず? 工事未完を「逆転の発想」で楽しむ方法…識者が皮肉たっぷり提唱

  3. 3

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  4. 4

    “路チュー”に続き所属タレントの書籍予約トラブル…STARTO社福田淳社長は「自分ファースト」!?

  5. 5

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  1. 6

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 7

    プーチンだけが丸儲け…米国&ウクライナ会談決裂にニンマリのロシアが描く青写真と警戒心

  3. 8

    注目される日銀の出口政策…次は時価約74兆円のETF(上場投資信託)の出番だ

  4. 9

    大阪万博「歯抜け開幕」ますます現実味…海外パビリオン完成たった6カ国、当日券導入“助け舟”の皮肉

  5. 10

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?