想定外だったうつみ宮土理「御礼の挨拶」 “消化不良”の裏事情
「御礼の挨拶」と銘打たれたうつみ宮土理(71)の会見が物議を醸している。夫の愛川欽也さん(享年80)が亡くなって1カ月近く経ち、うつみの話は注目されたが、想定外のものとなった。
最期の様子を聞かれると、「悲しすぎて。そんな質問は酷です」と語気を強め、在宅治療については、「愛川は家が好きだから。病院に行ったら治るんですか」とまるで喧嘩腰――。亡くなるまでの様子を聞くのは、決して「酷」な質問ではない。過去にも答えられる範囲で遺族は話し、ファンに対しての最後の報告につながった。いまだに痩せ細り憔悴しきったうつみ。忍びなくて、取材陣も黙って聞くしかなかったが、「心身とも完全に回復してから会見してもよかったのでは」という意見も一理ある。
違和感を抱く一方で、一貫していたのは、「夫婦愛」だった。今も遺骨と一緒に寝ているといううつみは、「一番愛した人は、心の中に住んでいます」と語った。2人は「おしどり夫婦」と呼ばれたが、過去、浮気騒動もあった。愛川さん死後も、劇団女優との愛人問題が報じられている。こうした報道をうつみは打ち消すかのように「夫婦愛」を強調しているようにも見えた。芸能関係者がこんな話をする。