今井雅之さん「壮絶がん死」54歳…“末期”告白したばかり

公開日: 更新日:

 末期の大腸がんを告白した俳優の今井雅之さんが、28日午前3時5分、大腸がんのため東京都内の病院で死去した。享年54。通夜・葬儀は近親者のみで行うという。

 今井さんは今年4月、大腸がんを患い、開腹手術を受けていたことを公表。昨年11月に腸に腫瘍が見つかり余命3日の宣告を受けたことをブログを通じて明らかにした。12月に抗がん剤治療から免疫療法、食事療法に切り替えたが、歩行困難になり声も出なくなったため、3月下旬に入院して抗がん剤治療を再開したという。

 痛々しかったのは、出演予定だった舞台「THE WINDS OF GOD」の降板会見だ。4月30日、公開稽古前に表舞台にゲッソリした姿で現れると、絞り出すような声で「船酔いしているところに42、43度のインフルエンザがきた感じ。一番苦しいのは食べれない、眠れないこと。ねえちゃん(女性と遊ぶこと)はどうでもよくなりました」と苦しさを吐露した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「争奪戦」から降りた球団の言い分とは? たった10億円超で手に入る金の卵なのに

  2. 2

    浜崎あゆみ FNS歌謡祭で「Who...」熱唱も…またもや“別人疑惑”、「まさにwho?」の声も

  3. 3

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  4. 4

    巨人元バッテリーコーチがFA甲斐拓也獲得を悲観…「人的補償で未来の大切な戦力を失いかねない」

  5. 5

    犯罪成立の公算大? 疑惑の兵庫県知事選、斎藤元彦知事×メルチュ折田社長×立花孝志氏に迫る“立件Xデー”

  1. 6

    斎藤元彦知事は“無双”から絶体絶命に…公選法違反疑惑で刑事告発した上脇教授と郷原弁護士に聞いた

  2. 7

    (55)吉岡秀隆が達者な役者に育ったのは山田洋次監督の功績が大きい会員限定記事

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  4. 9

    フジテレビが2番組を終了させダウンタウン松本人志に「NO」を突き付けたワケ…日テレとは異なる対応

  5. 10

    【独自】著者グループは架空? ベストセラー「反ワク本」に捏造疑惑浮上…製薬会社が調査結果公表へ