元カリスマホスト城咲仁さん 今は家賃10万円以下で電車移動
日本一有名なホストクラブ、新宿・歌舞伎町の「クラブ愛」で5年間、ナンバーワンホストとして君臨し、芸能界に転向してからは“カリスマホスト”キャラでバラエティーに引っ張りだこだった城咲仁さん(37歳)。襟足が長い茶髪にスーツ姿が懐かしい。今どうしているのか。
「ホストってお客さまに夢を見ていただくのが仕事ですからね。寝ても覚めても、“歌舞伎町のナンバーワンホスト・城咲仁はかくあるべし”って生活をしなきゃなりませんでした」
新宿区内にある所属事務所で会った城咲さん、まずはこう言った。「かくあるべし」のため、移動は1400万円の新車ベンツ、豊島区内の家賃40万円、4LDKマンションに暮らし、年収は1億円を超えていたとか。
「一晩で2500万円稼いだこともありましたよ。でも、だんだんおかしな現象が起き始めた。韓流のヨン様みたいに、“仁様、仁様”と呼ばれ、“おカネを持ってきたので、隣に座っていただけますか?”なんて女性が現れるようになったんです。そんな具合にボクが偶像化され、気がついたら、言うことなすこと、すべてが店の絶対的ルールになってましてね。目の前で札束が飛び交う世界はさすがに異様だったし、六本木や西麻布で朝まで飲む生活はやり尽くした。そう感じてたとき、今の事務所の社長と知り合ったんです」