9頭身“貧乏”女優の緑川静香「野草は日光で殺菌して食べた」
8月中旬の深夜バラエティー「有吉ジャポン」への出演を機に知名度がグンと上がった「9頭身貧乏女優」こと緑川静香(27)。同番組に出演した際、号泣する彼女の表情が画面いっぱいに映し出されたが、その涙のワケは極貧の幼少期を思い出してのことだったという。
「うちって“先天性の貧乏”なんです。家賃2万円のアパートに両親と兄と私の一家4人で暮らしていたんですが、実は5歳の時、お父さんが蒸発しちゃって……。そこからさらに貧乏に拍車がかかって、私が小学2年生の時には知人の家の物置で生活することになった。かなり築年数の経った家で、物置は3畳の泥壁。天井のタイルが剥がれかかっていて、そこをネズミさんがツツツーッと走ると、よく分からない粉が降ってきてました(苦笑い)」
日々の食事にも苦労する生活で、公園に生える野草とスーパーの試食で食いつないだことも。
「どんな葉っぱが食べられるのか分からなくて、お母さんに聞いたら『火を通せば何でも食べられる』と。お母さんがいなくて火が使えない時は、『直射日光に当てなさい。日光は殺菌作用があるから大丈夫』。で、自分の手が日光でちょっと熱くなってきた時が食べ頃ということを実体験から学びました。ハルジオン、オオバコ、猫じゃらし……いろいろ食べましたが、タンポポとノビルは美味しかったですね」