反町隆史に吉川晃司も…人気秋ドラマ共通点は「顔芸」にあり
「相棒」「下町ロケット」「偽装の夫婦」など秋ドラマの“勝ち組”が徐々に見えてきているが、そんな中、勝ち組ならではの共通点が見えてきた。ズバリ「顔芸」だ。
まず、秋ドラマのトップをひた走る「相棒」。1話放送後、本紙も書いた通り4代目相棒、反町隆史(41)のオーバーアクションがキーワードになっている。「ひとつ間違えば“クサい演技”になるギリギリの線をついている」(コラムニスト・桧山珠美氏)という具合。
今期ドラマで「相棒」に迫る勢いの「下町ロケット」も顔芸が目立っているキャストがいる。ロックンローラー・吉川晃司(50)だ。前出の桧山氏が言う。
「吉川さん、いい役をもらいましたよね。主人公に敵対する財閥企業の部長なら、ややオーバーアクションでもそれほど違和感はありません。吉川さんはそれを最大限に生かして、たとえば何げなく『何?』とやるところを『ぬぁに?』と時代劇よろしく見えを切って憎々しさを増幅させています」
今期ドラマでもう一人、顔芸がクローズアップされているのが「エンジェル・ハート」の上川隆也……ではなく、ブラザートム(59)だ。