“目玉”不在で迷走…NHK紅白に「因縁」「不仲」対決のススメ
タモリ(70)が総合司会を辞退してから、司会はおろか“目玉歌手”についても迷走を続けている紅白歌合戦。どうせ大物が揃わないなら、松田聖子(53)vs郷ひろみ(60)とか中森明菜(50)vs近藤真彦(51)など“因縁紅白”にしてしまったらどうなのか。芸能評論家の肥留間正明氏が言う。
「聖子とひろみの共演は十分ありえます。みなさんお忘れかもしれませんが、実は1999年にも“対決”していて、翌年にはデュエット曲も出している。声をかければホイホイでしょう。96年以来、紅白からはお呼びがかからないマッチも、今年は芸能生活35周年。紅白出演は十分考えられる話です。ただし明菜はねぇ。去年のようにNYからのサプライズ出演するにしても、NHKがよほど腹をくくらないと難しいと思います」
他に、野口五郎とピンク・レディー、伊藤咲子と城みちるなんてのも……ちょっと古いか。
「むしろ“不仲対決”なんてどうでしょう。たとえば、松山千春とさだまさし、長渕剛とサザンの桑田、和田アキ子と小林幸子とかね。みんなテレビやラジオで互いの悪口を言ってるけど、多分に話題づくりの面があるので、声をかければ乗ってくるはずですよ」(前出の肥留間氏)
「家族全員で楽しめる紅白」というコンセプトからはちょっとズレるかもしれないが、少なくとも40~60代あたりに受けるのは確実だ。