“熱血”一筋の佐藤隆太が「DV夫&死体役」で示した新境地
前宣伝の割に視聴率が伸びない「ナオミとカナコ」で話題になるのは、いつも脇役だ。高畑淳子の中国人役に続いて視聴者を驚かせたのは、11日放送の第5話で殺されたDV夫役を演じている佐藤隆太(35)の死体の演技ぶりだった。
死体役の佐藤は、遺棄するために山に運ばれ、パジャマ姿のまま穴に放り投げられる。その上から土をかけられている間、土が顔の上にかかってもピクリとも動くことなく、見事に死体を演じきったのだ。視聴者からは即座に「人形かと思った」「この撮影、キッツイな~」「役者魂すげぇ」と絶賛のコメントが寄せられた。
「今回の『ナオミとカナコ』での佐藤の演技は評価が高い。これまでの佐藤といえば、『池袋ウエストゲートパーク』でも『海猿』シリーズでも、出世作『ROOKIES』でも、一貫して“熱血バカ”一直線な役柄でした。エリート銀行員で、仕事上のプレッシャーから妻に暴力を振るうという狂気をはらんだ、深いバックグラウンドがある役はほぼ初めて。それを実にリアルに演じていると、ドラマ関係者の間では評判です」(芸能ライター)