「怪盗山猫」急降下…崖っぷちに立たされた亀梨和也の焦り
初回視聴率14.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)と絶好のスタートを切った「怪盗 山猫」。そんな中、所属するKAT―TUNのメンバーの1人が3月に脱退するのに伴って、5月からは充電期間に入り、実質的には活動休止が決まってしまった。となれば、俳優業に力を入れざるを得なくなった亀梨和也だったが、肝心の主演ドラマの視聴率は回を追うごとに右肩下がり。ついに第5話では7・9%と初めて1ケタ台に落ちてしまった。
亀梨といえば、27.8%の視聴率をたたき出した「ごくせん」(05年)、山下智久とダブル主演した「野ブタ。をプロデュース」(同)も平均16.9%と大当たり。一気に超売れっ子になったのに、その後は11年の「妖怪人間ベム」が15.6%となったのを最後に、主演するドラマが次から次にコケ続け、“低視聴率王子”と言われている。「山猫」でコケたら、いくら事務所に力があっても、主演枠は回ってきにくくなる。
「充電期間中は評価の高い演技力を生かして、役者の仕事をメーンにしていきたいはずの亀梨にとって、『山猫』の視聴率は今後を占う試金石でもあった。それがこのありさまではかなりのピンチでしょう。昨年12月にはソロ曲を発売し、CMにも起用されているとはいえ、アイドルがソロ曲で商売できる時代でもない。となると、是が非でも欲しいのが視聴率です」(テレビ関係者)