高畑充希にCM交代 お茶の間から消滅した能年玲奈の命運
「人生は、夢だらけ。」──。このフレーズがおなじみの「かんぽ生命」のCM。29日、「新企業CMキャラクター発表会」に登場したのは、能年玲奈(22)ではなく、高畑充希(24)だった。
椎名林檎がCMのために書き下ろしたオリジナル曲に乗せ、ミュージカル風の踊りで登場した高畑は「『人生は、夢だらけ。』というキャッチフレーズの世界観が好きだったので、あの世界に自分がいるとは信じられない。テレビや『ユーチューブ』で何度も見ていたので、決まったときは結構うれしかったです」と喜びを語った。
能年と高畑といえば、共通点はNHKの朝ドラ。能年は13年前期に「あまちゃん」、高畑は4月から始まる「とと姉ちゃん」でそれぞれヒロインを務めており、くしくも“バトンタッチ”という形に。ドラマ、映画、CMに引っ張りだこの高畑だが、それと好対照なのが能年だ。
昨年4月、所属事務所からの独立騒動が発覚。その後は「あまちゃん」フィーバーがウソのように仕事はみるみる減っていったが、そんな中でこの「かんぽ生命」のCMだけが唯一、お茶の間に姿を見せる仕事だった。しかし、その放送も今年1月28日で終了。「かんぽ生命」広報部によれば、能年のCMは「契約期間満了によるリニューアル」であり、打ち切りではないとか。新シリーズについては「まだ未定ではありますが、高畑さんのシリーズは第2弾、第3弾と続けていくつもりです」(担当者)という。
旬の女優にあっさり仕事を奪われた能年。「人生は、夢だらけ。」ではないことを痛感していることだろう。