小保方さん“希望”託しHP開設 STAP細胞の作製手順を公開
「STAP細胞の研究が科学の最前線に戻ることを願う」――。理化学研究所の元研究員・小保方晴子氏(32)がSTAP細胞の作製手順を公開するサイト“ホープページ”を開設した。
ホームページ内は全文英語表記。「あいさつ」と書かれた部分では「『STAP論文』について、科学者として深い反省と心からの謝罪を表明する」と陳謝。自身については「うつ病の治療中で、精神的、身体的に万全ではない」と説明し、「いつか科学の最前線に戻ることを心から願っている」と“希望”が書かれていた。
代理人弁護士によるとホームページについて「将来的にSTAP現象に興味を持った科学者が研究に取り組めるよう手助けをしたい」と話し、今後は体調を見ながら作製手順を更新するという。
小保方氏は今年1月に著書「あの日」(講談社)を出版。捏造や改ざんがあったとする理研に反論していた。どうやら、これからも“闘い”は続くようだ。