「au」新CMで一寸法師 前野朋哉は監督経験もある個性派
31日、「au発表会 2016Summer~CHANGE!~」が開催され、放送中の人気CM「三太郎シリーズ」で話題となっていた「一寸法師」役の俳優、前野朋哉(30)が登場した。これまでCMでは画面に小さく映り込み、ネット上で注目を集めていたが、今回が初お披露目。しかし、知名度はゼロに等しく、会場は「誰?」という声がこだましていた。
同シリーズは松田翔太(30)、桐谷健太(36)、菅田将暉(23)といった人気イケメン俳優が出演しているため、予想の段階から期待が高まっていたが、意気揚々と登場した前野を見て、松田からも「誰?」の声が。
金太郎を演じる濱田岳(27)も「誠に勝手ながら美男子というか、ジャスティン・ビーバーあたりがくるかなと思っていたんで」とイジっていたが、CM内でもその無名さが存分に生かされ、ドSキャラの「乙姫」を演じる菜々緒(27)からは「知らねえっつってんだろうが!」と一喝される場面もあるという。
この前野、名前こそ“無名”だが、実はNHK朝ドラや大河ドラマにも出演経験のある隠れた実力派だ。映画「桐島、部活やめるってよ」「図書館戦争」などにも出演し、現在はドラマ「重版出来!」(TBS系)に実の息子と共に出演中、朴訥でまじめな漫画家役を演じている。さらに、映画「ショッキングピンク」(08年)では、主演・監督を務めたこともある。