映画やドラマで大忙し 小松菜奈の演技にハリウッドも注目
ロッテ「乳酸菌ショコラ」のCMで女優の吉田羊と共演している個性派美人がモデルの小松菜奈(20)。最近は女優としても注目を集め、映画出演が目白押し。
映画デビュー作となった「渇き。」(14年)が出世作。新人女優の発掘にかけては定評のある中島哲也監督にオーディションで見いだされ、共演者6人とキスシーンを演じるなど、ダークな面を秘めた女子高生役を熱演して、その年の映画新人賞を総なめにすると、それ以降、映画、ドラマの仕事が激増。
今年もすでに3本の映画に出演し、さらに数本の映画が公開予定。中でも出色なのは、秋に公開が予定されている巨匠マーティン・スコセッシが監督を務め、遠藤周作の「沈黙」を映画化した「Silence」。ついにハリウッドデビューも果たしてしまう。
「公開中の話題作『ディストラクション・ベイビーズ』では、共演の菅田将暉に何度もマジビンタされたり、胸を鷲づかみされたりなど、体を張った演技で真利子哲也監督もベタボメ。万引して逃げるシーンではカメラの枠を出た後も全力疾走した小松を“演技ではなく本当に逃げようとしていた”と絶賛していました。この映画はバイオレンスでしたが、11月公開予定の主演映画『溺れるナイフ』では初々しい恋模様を演じ、その役どころの幅広さから“カメレオン女優”とも称されています」(映画ライター)