小原正子や三又は閉店…芸能人が経営するお店の栄枯盛衰
10回にわたって続けてきたこの連載も、今日で最後。寂しいわね。最後に六本木で芸能人が経営するお店についておさらいしとくわ。
去年紹介したシャ乱Qはたけサンのカラオケバーは順調よ。最初は芸能人の店ってだけで周りから白い目で見られてたみたいだけど、今でははたけサンの人徳もあってか、周りのお店と一緒になって六本木を盛り上げようって動いてるみたい。ワタシも何度か飲んだけど、大物ミュージシャンなのにホントに腰が低くて「六本木では新参者ですから」なんて誰に対しても敬語でしゃべってる。尊敬しちゃうわ。
MAXのリナちゃんのゲイバーは、オープン後のことが完全に謎。もともと会員制で看板もなしにやってたから、情報が漏れてこないのよ。元気にしてるといいけど。
クワバタオハラの小原正子ちゃんのバーは、マック鈴木サンとの結婚を期に閉めちゃったわ。“寿閉店”なんて超うらやましい。長いこと六本木でバーをやってた三又又三サンも、店をたたんで千葉の方に引っ込んでしまったみたい。
どこの街も同じかもしれないけど、六本木は特に浮き沈みが激しく、お店の閉店~開店のサイクルが早いの。原因は土地代が高いせいね。家賃が高いから、単価も上げないとやってけない。何とかミクスの影響で景気がいいなんて一部の富豪さまの話。一般サラリーマン相手の商売をしてるワタシたちは日々ひぃひぃ言いながら営業してるわ。