テレンス・リー逮捕 仲介役“元大手芸能プロ幹部”との関係
元傭兵の肩書でバラエティー番組などで活躍していた、タレントのテレンス・リー(本名・加藤善照=51)が26日、今月10日投開票の参院選に出馬した候補者の応援演説を行った際、5万円の報酬を受け取ったとして、公選法の買収の疑いで警視庁捜査2課に逮捕された。
同件では会社役員の一木昭克容疑者(48)から現金を受け取ったとして元大手芸能プロ役員の今井一郎容疑者(61)と一木容疑者も逮捕。逮捕容疑は公示後の6月下旬、テレンスが豊島区内で応援演説をした際に、一木容疑者が今井容疑者に10万円を手渡し、今井容疑者が手数料として5万円を抜き、残りの5万円をテレンスに渡した疑いだ。テレンスは現金を受け取ったことは認めているものの、「報酬とは思っていない」と犯意を否定。逮捕された3人はどのような関係だったのか。
「一木容疑者は元スポーツ紙の記者で、現在は某宗教団体の広報の仕事もしている。今井容疑者は元大手芸能プロ役員でしたが、7、8年ほど前にカネで揉めて退社しています。一木容疑者と今井容疑者は記者時代からの知り合いで、『誰か応援演説ができる人はいないか』と頼んだところ、今井容疑者の古巣プロダクションに所属していたこともあるテレンスに白羽の矢が立った」(週刊誌記者)