かつての“魔性のオンナ” 葉月里緒奈は今や普通の主婦に
女は「魔性のオンナ」を警戒し、時には生理的に忌み嫌う。好きな男を奪い合ったら負けてしまう脅威の存在には近づきたくないからだ。だが「魔性のオンナ」葉月は一部の女性たちから絶大な人気があった。95年映画「写楽」で共演した真田広之を海外ロケ地まで追いかけたことが発覚すると、葉月は全く悪びれもせず「好きな男を追いかけて何が悪い」「恋愛相手に奥さんがいても平気」と正々堂々と恋愛宣言をしたのだ。帰国子女らしい毅然さがにじみ出る発言だった。
この会見に立ち会った芸能リポーター・川内天子氏は、葉月のギラギラした魔性ぶりを興奮気味に語る。
「目がまるで馬の目のように濡れているんです。しかも質問する記者の一人一人の顔を見ながら答えるので、男性記者たちは全員、彼女にメロメロでした」
不倫発言がきっかけでバッシングを受けた葉月。一方、真田は妻で女優の手塚理美と離婚するが、葉月とも破局する。だが葉月は、その後イチローやナイナイの岡村隆史など、業界の大物に、アクティブにアプローチを仕掛けた。