SMAPはもろ刃の剣? NHK紅白“目玉”に挙がる豪華な顔ぶれ
SMAPの出場をめぐって“混迷”が続く今年の紅白歌合戦だが、SMAP以外の目玉はあるのか。出場歌手の選定では、NHKへの“貢献度”やその年の“トピックス”などが重視される。それらを考慮に入れた上で、音楽関係者が名前を挙げるのが吉田拓郎(70)だ。出場すれば94年以来、2度目となる。
吉田は2年ぶりのコンサートツアーを行うなど、今年は精力的に活動を開始。9月にはNHKの歌番組「SONGS」にも出演している。
そして、もうひとつ出場への大きな要素となっているのが、「フォークの聖地」として名を馳せた「つま恋」だ。75年に吉田がかぐや姫とともに12時間の伝説のコンサートを行ったことで有名で、つま恋といえば吉田の“代名詞”でもある。しかし、経営悪化や施設の老朽化などから、今年12月25日で営業が終了する。
「02年には中島みゆきが黒部ダムから、昨年はMISIAが長崎の平和祈念像から中継で歌っています。吉田も最後の『つま恋』から中継で出演する可能性は十分にある。今年の紅白の“最大の目玉”になるでしょう。吉田が心酔するボブ・ディランが、今年ノーベル文学賞を受賞したのも大きい」(スポーツ紙記者)