ASKAの逆襲が始まる 「暴露手記」出版&音楽活動再開へ
「無罪です。すべての行動には、理由があります」――。覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕されたものの嫌疑不十分で不起訴となった歌手のASKA(58)。勾留先の湾岸署から釈放される姿は前回の保釈時(14年7月)とは打って変わってポケットに手を突っ込み、集まった多くの報道陣に対して余裕の笑みを浮かべる場面もあった。
「尿はお茶」と言うASKAの主張を覆せなかった警視庁の大失態というしかない今回の逮捕劇。ASKAが訴えていた盗撮や盗聴被害についてはともかく、「覚醒剤は絶対にやっていない」という言葉を今は信じるしかないだろう。
ASKAは湾岸署を出たあとは迎えのワンボックスカーに乗り込むと港区六本木のザ・リッツ・カールトン東京へ直行。堂々と正面玄関から中に入って行った。その直後にブログを更新。「不起訴でした。」というタイトルで冒頭のように無罪を報告すると、続けて「予定が、20日間もズレてしまいました。こんなところで止まっているわけにはいきません。やれることを、やらなくては。みなさんを、最高のアルバムでお待ちします」と音楽活動の再開を報告した。