ベッキー第1子出産 進むべき道は絵本作家か個性派女優か

公開日: 更新日:

 そう話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。現在公開中の窪田正孝主演映画「初恋」に出演しているベッキーの突き抜けた演技を見て、そう強く感じたという。

 ベッキーの役柄は、愛する彼氏を殺されて復讐に燃える女。アクションシーンも多く、そのインパクトは相当大きかったようだ。

「かつて『瞳の中にヒマワリがあるの』と乙女っぽく語っていた、彼女の自慢のあの目。『初恋』の中では『ぶっ殺す!』と叫びながら、あり得ないほど大きく見開きギラギラさせ、とても同一人物とは思えないほどでした。演技が上手かどうかは正直まだ微妙ですが、『どんな役でもやってやる』という意気込みは十分感じられました」(前出の山下氏)

「初恋」でのベッキーが印象に残ったのは山下氏だけではないようで、映画のレビューを見ると、怪演を褒める声が多数投稿されている。

 となると絵本作家より女優、しかもひと癖ある役を得意とする個性派女優を目指した方がよさそうだが、前出の山下氏は「ひとつ心配事があるとすれば、お子さんが生まれたことで守りに入ってしまわないか、ということです」と話す。

 多くの役者は「見た人の印象に残る役を演じたい」と望み、そんな役を手に入れたいと切望している。醜聞を乗り越えたベッキーは「初恋」でそんな役と巡り合った。今のこのいい波から外れることなく、守りに入ることなく、このまま個性派女優の道を突き進んでほしいものだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

  2. 2
    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った

    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った会員限定記事

  3. 3
    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  4. 4
    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

  5. 5
    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    石原裕次郎(13)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉

    石原裕次郎(13)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉会員限定記事

  3. 8
    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

  4. 9
    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた

    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた会員限定記事

  5. 10
    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」

    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」