NHK「らんまん」コミカルな“寺脇”蘭光先生との別れに涙…再会を望む声続々

公開日: 更新日:

 幼い万太郎を残してお母ちゃんとの別れからはじまった、朝ドラ『らんまん』は、寂しい展開でスタートした。9歳になった万太郎(小林優仁)。武士のための学問所、名教館へ通うことになって、学長である蘭光先生(寺脇康文)と出会う場面でパアっと明るくなった。頭はボッサボサで、異様な風貌に興味津々。万太郎は「学ぶ」楽しみを蘭光先生から教えてもらうことに…。(以下、ネタバレがあります)

 ◇  ◇  ◇

 その後、名教館に通い始めて3年が経ち、万太郎は学校一番の秀才となった。しかし造り酒屋の当主としては残念ながら失格。本を買うために大金を使ってしまい、酒蔵を切り盛りする祖母・タキ(松坂慶子)の心配は深まるばかり。

 そんな中、学問所が廃止され新政府による小学校がはじまることに。蘭光先生も佐川村を離れることになった。「嫌じゃ!嫌じゃ」と蘭光先生に抱き着いて別れを悲しむ様子には、父子を思わせ視聴者も涙。そこで蘭光先生は万太郎と武士の息子・祐一郎(岩田琉生)を山林へ連れ出した。いわゆる林間学校である。魚を釣った後、夜の焚火は今でいうキャンプ。焚火をすると自然に心が落ち着いて、不思議と幸福感に包まれるもの。きっと3人とも忘れられない思い出になったのだろう。そういえば、万太郎と祐一郎は出自の違いで仲が悪いところからはじまったが、学校に慣れた頃には友達になれたみたいだ。どうやって仲良くなったのだろうか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

  1. 6
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 7
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  3. 8
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  4. 9
    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

  5. 10
    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今

    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今