すぐ“死”を口に 清原被告「言葉と涙」の耐えられない軽さ

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「命を絶つことばかり考えていた」

 断っておくが、役者がドラマや演劇の中で口にしたセリフではない。もうじき50歳になろうかという大の大人が、何度も公の場で自殺をほのめかしている。清原和博被告(48)のことだ。

 17日の初公判では検察側の被告人質問で、これまでも(クスリを)やめようと思ったというがと聞かれ、「恥ずかしい話ですが、何度もやめるために自ら命を絶つことばかりを考えていた」と答えたのだ。

 昨年4月、TBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」に1年ぶりでテレビ出演した際には、週刊誌に薬物疑惑を報じられて過熱する一方のバッシングについて触れ、「自分自身を否定するようになった」「いっそ死んでしまおうと思った」などと話した。

 05年8月末、巨人から戦力外通告を受けたときもしかり。

 当時の清武球団代表の自著によれば、清原被告は「試合に出してください。出られないなら僕はここから飛び降ります」と懇願したという。作家の麻生千晶氏がこう言った。

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