元巨人・野村貴仁が“自伝”出版 清原と薬物やりとりの章も
覚醒剤取締法違反で有罪となった元プロ野球選手の清原和博(49)と巨人時代に同僚だった野村貴仁(47)が、今月28日に「再生」(1300円・角川書店)というタイトルの自伝を出版する。
5月31日に懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた後、沈黙を守っている清原との薬物を巡るやりとりを振り返っている章もある。野村は2月3日の清原氏の逮捕劇以降、「98年から01年までの巨人時代にチームメートだった清原に薬物を渡した」と繰り返して発言。清原が現役時代から覚醒剤を使用していたかどうか、改めて注目が集まるのは必至だ。
同書では、野村が現役引退後の06年に覚醒剤取締法違反で有罪判決を受けた当時のエピソードもつづられている。
出版元のKADOKAWAの担当者は「幼少期から現在までの波瀾に満ちた半生を振り返り、清原さんとのエピソードも含め、ハチャメチャな人が集まっていた球界で愚直に野球に向き合った野村さんの不器用な生きざまを知って欲しい」と話している。