足立梨花“三十路フェロモン”で狙うポスト「ホリプロ三姉妹」の座

公開日: 更新日:

「美尻パワー」でリベンジ

 まさにフェロモンたっぷりのオトナの女性に成長したというわけだが、これまでのタレントとしての歩みは意外と地味な印象があるのも事実だ。

 足立は2007年、中学3年生のとき、「ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを受賞。応募者約5万人の頂点に立った。その後、グラビア活動を開始するも、同グランプリ出身の深田恭子(40.96年)、綾瀬はるか(37.00年審査員特別賞)、石原さとみ(35.02年)らの先輩のように、主役を張る女優としてブレークし、一気に上り詰めたわけではない。

「『ヒルナンデス!』や『志村でナイト』など多くのバラエティー番組にも出演しましたが、バラエティータレントとしては、同グランプリ出身の後輩である小島瑠璃子(28.09年)にも追い抜かれてしまいます。女優もバラエティーもどっちつかずの印象で、いまひとつパッとしなかった。最近は本人も、番組などで、『ホリプロスカウトキャラバン』出身でありながら、はじけきれていない自分をネタにしています」(スポーツ紙芸能担当記者)

 アイドル評論家の北川昌弘氏はこう話す。

「ビジュアルは安定しているし、演技力も抜群。男性からも女性からも愛されるキャラクターで、女優でもバラエティーでも、与えられた仕事は期待以上にできてしまう人なんだと思います。野心を前面に出すタイプではないので、マイペースに活動しているようですが、年齢を重ね、今後の展開にも期待したいところです」

 今回の写真集のヒットを弾みに“ホリプロ三姉妹”に負けじと女優業でも、バラエティー番組でも、一点突破のさらなる飛躍を目指したいところ。“美尻パワー”でリベンジなるか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

  2. 2
    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った

    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った会員限定記事

  3. 3
    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  4. 4
    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

  5. 5
    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    石原裕次郎(13)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉

    石原裕次郎(13)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉会員限定記事

  3. 8
    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

  4. 9
    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた

    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた会員限定記事

  5. 10
    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」

    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」