若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

公開日: 更新日:

■撮影中にホテルに直行

 さらに若林は、X氏以外にも、「挨拶代わりにお尻を触る時代劇の大御所俳優」「しつこく言い寄ってきたかつての所属事務所の社長」、極め付きは「睡眠薬を飲ませて、意識を失わせ、気がつくとホテルで馬乗りになってきた90年代前半のVシネマの大人気俳優」などについても告白しているのだが、これでもかと若林に降りかかった性加害には驚くばかりだ。

 スポーツ紙ベテラン芸能担当記者はこう話す。

「ご存じの通り、かつては芸能界、特に映画やドラマの世界は本当に乱れていましたからね。監督や主演俳優は、出演する女優とやって当たり前という考えの人も多かった。俳優の若山富三郎さんなどは、新人のいい女優さんを見つけると『おい、ちょっといくぞ』と撮影中でも、そのままタクシーを呼ばせて、ホテルに行ってしまう。それで撮影がストップするんです。翌日には、その女優さんには控室が与えられていたりする。そんな話がゴロゴロありましたよ。“いい男といい女がいるんだから欲情して当たり前”とばかりに、男は強引だし、女性側もそれを織り込み済みだった人もいた。逆に積極的に手を出す女優もいました。しかし、常識的に考えて到底、許されない。ある意味、異常な世界だったんですよ」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  3. 8
    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

  4. 9
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  5. 10
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと