自民派閥パーティー事件「安倍派激震」で“台湾のアレ”どうなる?

公開日: 更新日:

 自民党の派閥パーティーを巡る政治資金規正法違反事件で、ネット上で《まるで山口組のよう》《ビッグモーターよりも販売ノルマがきつそうだな》といった声が出ているのが、最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)だ。

 安倍派ではパーティー券販売について所属議員の当選回数や役職などによって厳しいノルマが設けられ、超過分を議員側にキックバック。この超過分について派閥や議員が収支報告書に記載せず、裏金化していた疑いが持たれている。

 安倍派の事務総長経験者は「派閥の会長と会計責任者で決めていた」とし、議員側が現金でキックバックを受けた際、収支報告書に添付が必要な領収書を発行しようとしたところ、派閥側から受け取りを拒否されたとも報じられているから、一連の運用は派閥幹部が主導し、裏金を隠す“故意”があった可能性が高いだろう。

■台湾の人は安倍派の裏金事件をどう思っているのだろうか

 安倍派の闇はどこまで解明されるのか。歴代の会長が長年にわたって関与していたとすれば派閥解体は避けられないのではないか。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

  1. 6
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 7
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  3. 8
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  4. 9
    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

  5. 10
    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今

    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今