愛知県東郷町の井俣憲治町長「不適切にもほどがある」のハラスメント…調査で町職員108人が

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 とりわけ目立ったのが、学歴に関する暴言だ。「お前の頭は帽子をかぶるためだけの頭か」「頭が悪いな」「小学校レベル」「最上級のあんぽんたん」「三流大学出身」「三流大学以下」……これらの発言が事実ならば、井俣町長はよほど「超一流大学」なのか。

 学歴を確認すると、地元の東郷高を経て愛知大学法経学部卒とある。大手予備校の駿台や河合塾による愛知大の偏差値は40台半ばから50台前半だ。

 注目は社歴だろう。「元新日本証券株式会社、元株式会社日栄勤務」とある。今春に話題となったTBS系ドラマ「不適切にもほどがある」(阿部サダヲ主演)ではないが、井俣町長が若手社員の頃の証券、消費者金融マンといえば営業成績至上主義。それこそ無理難題、罵詈雑言は当たり前の時代だった。

 25日にも会見を開き、進退について説明するとしている井俣町長。調査報告書を読み、自分の言動について果たして「不適切にもほどがある」と自覚したのだろうか。

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